岡田メソッドの誕生(前編)(FOOT×BRAIN (2020/05/10 テレビ東京))
1997年 日本代表監督就任
代表選手選考
- 誰だっていい人と言われたい、最後はリーダーが腹をくくっているかどうか。
- 選手が喜ぶことや好きなことをやっていても、選手が伸びるわけではない。
1999年 J2コンサドーレ札幌監督就任
元日本代表監督を背負っていた
- 正確にパスが行かないなか、理想を押し付けていた
→身の丈にあったやり方を目指す
2003年 J1 横浜F・マリノス就任
2連覇
- 2003年J1完全優勝
- 2004年連覇
勝つためだけの戦い方では長続きしない
- 勝ち続けると空いていたら行くべきセンターを見もせずサイドへ出すようになった
→これが指導者なのか。自分の限界なのか
2007年 日本代表監督就任
足らないものはなにか
- ボール際で勝つ
- 相手よりひとり1kmずつ多く走る
- 中距離パスの精度を上げる
選ばれるかわからない日本代表でやってもらうためには
- 志の高い目標と本気で目指す雰囲気作りが必要
→本気でベスト4を目指そう
逆境のときだけでなく、常に主体的なチームを作る必要がある
2014年 バルセロナ メソッド部長との会話で
監督の指示で動くのではない、主体的なチームを作るには
- 「スペインにはプレーモデル(サッカーの型)がある。日本にはないのか」
→16歳までに原則を教えてあとは自由にする
日本式のプレーモデルが必要(岡田メソッド)
ワールドトリガーは一気に読むと面白さが200%になるのだ
ワールドトリガーが面白い部分っていくつかあるんですけれど、そのなかでも重要な要素の一つが「登場人物がとても多く、一人ひとりに特徴と見せ場がある」というところにあるんですよね。しかも一度登場してから数巻後に出てきたり、再び登場したりするので、「あれ、この人だれだっけ」となりがちなんですが、一気読みすることでその辺りをある程度カバーすることができると思うんです。僕は主要な登場人物ですら名前を覚えることが苦手なので、とても効果的でした。
もちろん、記憶力の良い方はそのままでも十分に楽しめているでしょうし、もっと言えば何度も読み直すことでより面白さを享受することができるんだと思います。2020年5月現在では21巻まで発売しており、まだ連載も続いていますので、これからは何度も読み返そうかなと思っています。
空閑くんがほんと可愛いので……。
幸せを得るには夢中になることだと気がついた
まとめ
結論から言うと、
- 心が落ち込み気味の人は幸せを感じにくくて
- それは今の自分を許容できていないからだけど
- 自分と、自分がなにかに夢中になる時間を許容することで
- 自然と幸せを得ることができる
と、気がついた話です。
そして、この文章の9割は自分の考えを整理するために書き出しています。
(残りの1割は、もし同じような考え方を持つ人がいたら、何かのきっかけになればという思いによるものです)
この考えに気がついた経緯
幸せに気が付けない人間とは
僕のようにネガティブで、なのに何かに期待しているタイプの人って、常に人生が低空飛行なんですよね。笑うことがない(少ない)人生なんです。
瞬間的には楽しいことがあっても、ちょっとすると真顔に戻る。
ただただ、気持ちが落ち込む、泣きそうになる。(これに関しては継続的に低空飛行をしてしまったが故の弊害ではありますが)
だから、脱却するにはどうすれば良いのか考えることも多いですし、有識者からもアドバイスをいただくのですが、ただ、なんか今日は「幸せを得るには夢中になる時間が続けばいいのかなぁ」って感じたんですよね。
「辛い」を取り除くことと「幸せ」を得ることの違い
夢中になる前段の話になりますが、こういう楽しくないという負のスパイラルに陥っているときって、自分のことが嫌いだからっていうのが大きいんですよね。良く言えば「自分に対してまだ期待している部分がある」と言えるのですが、でもそれって理想と現実に苦しむ理由というか。だからどこかで諦め……というよりは、認める必要があるんです。自分は、いまの自分で良いと。
まあ実際のところ、そこまでは今までも頭では理解していて、実際に認めることもできなくはなかったんです。
でも、認めたところでじゃあそれが幸せなのかというと、それはまた別の問題なんですよ。
辛いことを取り除いても、楽しいに変わるわけじゃない。
楽しいこと、つまり幸せを得るにはそれだけでは足りなくて。
だけど、なんとなくですけど。
必要なのは、夢中になることなのかもって。
どう過ごしていたときに気がついたのか
どうしてそう感じたのかといいますと、今日はマンガを読み返していたんですね。僕はあまりマンガを読み返すタイプではないんですけれど、久しぶりにワールドトリガーを読み返していたんです。
そうしたら、やっぱり面白いんですよ。もともと大好きな作品なので楽しいことは当たり前なんですが、一息ついたときに「あー、やっぱり面白いなぁ」ってそういう素直な感情が生まれてきて。
ただ、いままではこういう「面白かった、楽しかった」という気持ちも、数秒後にはふっと消えちゃってたんですよね。「でも」今の自分は楽しくない、「だけど」自分の境遇が変わるわけじゃないなって。もっと言うと、こういう”一時的な楽しみ”に”逃避”して良いのかなって悩んでしまう自分がいたというか。
だけど、今日はどういうわけか、いつもと違った感想が出てきたんです。
「いいじゃないか、いまこの瞬間が楽しければ」って。
「一時的に楽しむのが、それが人生なんだ」って。
一年先、一ヶ月先、一週間先を想像して悲観的になることや、一週間前、一ヶ月前、一年前の自分を振り返って後悔することはしなくてよいことだよ、今この瞬間が楽しければそれ以上の何を望むの?って。
なんかそう考えたら、素直に物事を楽しむことができたんですよね。
今日はワールドトリガーを読めたから楽しかった、明日は別のことで楽しめたらきっと良い一日になるって。
どうして、そういうロジックに頭が切り替わったのかですけど、いまの社会は誰もが先を見通せない、そんな状況という背景があったからかもしれません。未来が見えづらくなっているから今を大事にすることができた、そういうことなのかもしれません。
この考え方を定着させるために
明日になったらまた元通りにの考えになっちゃうかもしれないんですけど、でも一度そのロジックを経験できたので、あとはもう練習なのかなって思っているんです。何度も、反復してそういう考え方に持っていって、意識しなくてもそういう考え方に変えられるようにする「練習」あるのみなのかなって。
誰かに声をかけることすら怖かったコミュニケーション障害も、数少ない上手く行った経験を何度も繰り返してみて、少しずつ克服できたという成功体験は僕にはあって、上手く行かないことの多くは「上手くいった経験」を得られていないことが原因だということはわかっているので、そういう意味では僕の場合は「反復すれば克服できる」という「成功体験」を持っていて。
おそらく、多くの人は「幸せを得るには」なんてことは頭で考えるまでもないことだと思いますし、僕も子供の頃には自然とできていたのかもしれません。ここに書かれていることも当然のことであって、何をいまさらということなんだと思います。
でも、きっと僕はそういう「当然」のことも構造を整理していかないと上手くできなくて、そういう不得手な部分を認めることが必要だったんですよね。
おわりに
構造を理解する → 反復する → 人と同じように考えずにできるようになる
その工程を踏む上で、「幸せを得るには夢中になることだ」という構造を理解することができた、今日はそういう日でした。