TOHOシネマズ新宿のプレミアボックスシートで映画を観てきた話

先日、TOHOシネマズ新宿で映画を観る機会があったのですが、プレミアボックスシートという座席で観てきたので、感想を書いておこうと思います。

最近の映画館は通常の座席に加え、革張りのシートや席の間隔が広い等の特別な座席を用意していることが増えてきていて、私が足を運んだTOHOシネマズ新宿でもいくつかの特別な座席が採用されています。こうした座席は追加料金を払うことがほとんどで、種類によっては結構お値段のする座席もあるのですが、今回利用したプレミアボックスシートは、そのなかでも比較的安価(+1000円)な価格になるかと思います。

プレミアボックスシートというのがどんな座席かと言いますと、公式サイトでは以下の説明が記載されています。

長時間の鑑賞でも疲れやストレスを感じさせないレザーシートに、重厚な造りの木目調の肘掛、ドリンクホルダー、荷物置きスペースまでを備えています。さらにシートを一席ずつ区切ることで、映画に没入できるプライベートな空間を創り出します。
海外のエアラインでも採用されているレザーシート
ドリンクホルダーと荷物置きも合わせ、従来シートの1.5倍の広さ

TOHOシネマズ 新宿:施設紹介 || TOHOシネマズ

結論から言うと、プレミアボックスシートは満足の行く映画鑑賞ができる座席で、また利用したいと感じました。

良かった点

隣のシートを区切る壁があること

私が一番良いと感じたのは、この「隣のシートを区切る壁」があることでした。
前述のリンク先で写真を見てもらえればわかるのですが、一席ごとに壁があることで隣に人がいることを意識せず映画鑑賞ができます。
上映が始まって暗くなればあまり関係ないかなと思っていたのですが、いざ上映が始まると「今まで隣に人がいることって、意外と感じていたんだな」と気が付くくらい一人の空間になれました。それはもう、人目が気にならなくなるので、座り方が雑になってしまうくらいに。
より映画に入り込めましたね。

荷物を置く場所があること

映画館の座席って意外と狭いので、膝に置くには少しばかり大きい鞄を持ち歩いている私は、足元に鞄を置いています。膝に置くにしろ足元に置くにしろ身体の動きに制限がかかってしまうので、微妙に邪魔だったりするのですが、座席の横にスペースがあるのでゆったりと鑑賞することができました。
これからの時期はコートも増えますので、荷物置きのありがたみは増すことでしょうし、このスペースがあるおかげで、横幅が広くて快適でした。

予約がとりやすい

これは座席の良しあしというよりは、副次的な効果になるのですが、まだあまりこういった座席を利用する人が少ないからか、意外と席が残っていることが多いです。
人気作の公開初日など数日前から満席近くなってしまう映画だと、中央寄りの席で見るには早いうちに予約する必要がありますが、プレミアボックスシートは良い位置が割り当てられているため、予約できることもあると思います。

悪かった点

複数の人と鑑賞するときには向かない

シートが壁で区切られているので、デートに使うのは不向きですね。一人で観にいくときに使ったほうがよさそうです。

レザーシートの良さはわからなかった

悪かった点というわけではないのですが、ほかの良かった点に比べて、売りにしているレザーシートの良さを感じることはできませんでした。個人的には普通のシートでもいいかなって思いました。

まとめ

こういった良さに対して1000円の価値があるかは人それぞれだと思いますが、私自身は時間や空間にお金を使うことが好きなので、有意義な時間が過ごせました。毎回追加料金を支払ってこの座席で観るまではいきませんが、楽しみにしている映画を公開初日に観たいけれど、絶対混むだろうなぁ……なんてときに、また使おうかなと思いました。